開発陣に質問状:「遠隔捜査」 ロジックバトルで無実を勝ち取れ 裁判員制度も見越して
「えん罪」をテーマにした本格派のアドベンチャーゲーム「遠隔捜査」
ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「開発陣に質問状」。今週は、えん罪をテーマにしたPSP用ソフト「遠隔捜査 -真実への23日間-」です。ソニー・コンピュータエンタテインメントの鳥山晃之アソシエイトプロデューサーに作品の見どころを聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載)。
--ゲームのセールスポイントは?
「遠隔捜査 -真実への23日間-」は、昨今、社会問題として世間をにぎわせる「えん罪」をテーマに、とらわれた留置場の中から事件の真相を捜査し、己の無実を証明するというアドベンチャーゲームです。セールスポイントは、無実の罪で逮捕された主人公・斉藤光志が、取調べで次々に突きつけられる不利な証拠を、元彼女で弁護士の新城法子による調査報告や接見人から集めた手がかりを使って、無実を証明するロジック(論理)バトルにあります。物語も奥深く、さらにフルボイスでゲームが進行するため、さながらアニメやドラマを見ているような雰囲気で楽しめるのもポイントです。
--開発の経緯について教えてください
まもなく施行される裁判員制度を見越し、世間の興味が司法制度へと向けられるタイミングで、誤認逮捕やえん罪判決といった社会問題をテーマにしたゲームをプレイステーション・ポータブルで発売できないかと考えたのが始まりです。
--開発で印象的なエピソードを教えてください
フィクションとノンフィクションのバランスには最後まで悩まされました。ゲームはフィクションだからこそ、そう快感や緊張感のあるシステムが作れるのですが、本作では日本の司法制度下に基づいた現実的な要素を盛り込み、よりリアリティーを出す必要性があったので、その見極めに苦労しました。
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