あどせんす!

2009年12月10日木曜日

ソニー、特許申請書類でモーション検知コントローラのアタッチメントを詳述

ソニー、特許申請書類でモーション検知コントローラのアタッチメントを詳述

 ソニーは数カ月以内にPlayStation 3(PS3)用のカメラを使ったモーション検知コントローラを発売する予定だが、同社はまだ、このデバイスがどんなことに使われるかを詳しく明らかにして いない。しかし、ソニー・コンピュータエンターテインメントの米国特許商標局(USPTO)に対する特許出願から、多くの使われ方の可能性が明らかになった。

 この申請書類と、関連する一連の図面からすると、ソニーはこのコントローラの機能に肉付けするため、さまざまなアタッチメントを導入する予定のようだ。 このPS3の新型コントローラと思われる装置のアタッチメントは、テクニカルなものからありふれたものにまで幅広い。たとえば、申請書類では、マイクに始 まり、電灯、マラカス、銃の照準まで挙げられている。この書類ではさらに、2つのコントローラを組み合わせる方法についても詳しく説明されている。

 ソニーの特許申請書類では、さまざまな色で発光するボール型のアタッチメントについても詳しく説明されている。これらのボールには、プレーヤーの 識別、ユーザーに対するフィードバック(「たとえばプレーヤーが撃たれた場合」)、コントローラがPS3のカメラに認識されていないことをプレーヤーに知 らせる、などの使用例が挙げられている。

 この申請書類ではまた、コントローラのUSBスロットの使用例についての詳細もある。具体的には、ソニーは組み込みのUSBスロットについて、特 定の情報をコントローラのオンボードメモリに転送し、ユーザープロフィールを認識させる、ダウンロードコンテンツを転送するなど、さまざまな使い方を議論 している。

 申請書類には、「たとえば、あるファイルはベースステーションに読み込ませるゲームであり、別のファイルにはゲーム内で歌う場合に使われるカラオ ケ曲を持たせることもでき、また別のファイルにはスポーツゲームに登場する新しいプレーヤーのリストと統計のアップデート情報が含まれる」とある。

 もう1つの興味深いアタッチメントは、ソニーが生体認証装置と呼ぶものだ。このアタッチメントには、「当該アタッチメントによって提供される生体 情報を分析することにより、コントローラを持っている人物の本人性を検証するために使われる親指指紋読み取り機」が含まれる。申請書類には、この情報を 使って無許可のユーザーが持った場合にはコントローラを利用できなくしたり、プレーヤーごとにあらかじめ定められている設定情報を有効にしたりすることが できるとある。

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