同社によると本製品は,欧州市場では2006年から販売されているものとのこと。ただし,販売開始後も改良を重ね,今回完成した第4世代品で,アジア市場へも打って出ることになったのだそうだ。現時点での対象地域は香港,台湾,韓国で,残念ながら日本は含まれていないのだが,相当に個性的な製品なので,特別に紹介しておきたいと思う。
Dolbyデコード対応のサウンドユニットと
リアル8chヘッドフォン機能+マイクのセット
本製品を一言で説明するのは非常に難しいのだが,誤解を恐れず,ざっくりまとめるならば,「光 デジタル入力に対応し,Dolby Digitalビットストリームのデコードに対応した小型AVアンプ『SCU』(Sound Control Unit)と,左右に4基ずつ,計8基のスピーカードライバーを内蔵し,リアルなマルチチャネル出力に対応したアナログヘッドセットのセット」といったところか。
AVアンプ(=AVセンター)を所有している人の多くは,PCやゲーム機のサウンド出力を,いったんAVアンプにまとめて,そこからスピーカーシステム やヘッドフォンなどに出力していくスタイルで,部屋にあるゲームサウンド環境を管理していると思われる。X-Tactic Digitalは,そんな環境を,シンプルかつコンパクトにSCUと専用ヘッドセットで実現したものというイメージが,一番近いだろう。
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