PS3の「フォトギャラリー」がグッドデザイン賞を受賞
日本産業デザイン振興会は、今年で52回目を迎える「グッドデザイン賞」の2009年度の受賞作品1034件を発表しました。
このうちゲーム関連では、ソニー・コンピュータエンタテインメントがプレイステーション3向けに無料で配信している「フォトギャラリー」が受賞しています。PS3の高い性能を活かして、写真を楽しむためのアプリケーションで、様々なフォトフレームを利用したり、お気に入りの音楽を流しながらスライドショーとして楽しんだり、テレビで楽しく家族や友人と過ごせる設計がされています。
デザイナーの藤澤幸子氏、河合千恵氏は「デジタルカメラの登場により、気軽にたくさんの写真を撮れるようになりましたが、その一方で、撮影した写真の整理には大変手間がかかるの事実です。本プロジェクトでは、楽しくないと思われていた行為を、反対に、家族や友達と一緒に楽しみながら行えるようにすることを目指しました。このアプリケーションを使うことによって、デジタル写真の楽しみ方をさらに広げてもらうことができればと思っています。」とコメントを寄せています。ディレクターは津田宗孝氏。
また、審査委員は「もはややり尽くされた感のあるフォトギャラリーアプリケーションだが、このソフトには高性能のハード環境を存分に生かしたリッチな演出に新味を感じた。非常にスムースな操作感でブラウズ出来るUIが心地よく、プレイステーション自体の魅力の一部としても寄与しているように思う。」と受賞理由を述べています。
なお、受賞の1034件の中からベスト15が大賞候補に選ばれていて、大賞は11月6日に受賞者と審査委員、審議委員の投票によって決定されます。
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