
ゲームに込めた開発者の思いを聞く「開発陣に質問状」。今回は、バンダイナムコゲームスのPSP用ソフト「テイルズ オブ バーサス」です。同社コンテンツ制作本部の大舘隆司さんにゲームの魅力を聞きました(回答はほぼ原文のまま掲載)。
--ゲームのセールスポイントは?
「テイルズ オブ」シリーズは95年から14年間で、シリーズ累計1000万本以上売り上げています。奥深い世界観とストーリーや魅力的なキャラ クターたち、特徴的なアクションバトルシステムを楽しめるRPGで、今なお多くのファンの方々に支持していただいております。そして、この「テイルズ オ ブ」シリーズを通して生み出されたキャラクターたちはメーンからサブ、敵を含めると、100キャラクター以上になります。その中から35人のキャラクター たちが作品の枠を越え、一堂に会した対戦アクションというのが最大のセールスポイントです。
--開発の経緯は?
本ゲームの“オールスター的対戦アクションゲーム”というコンセプトは突然思いついたわけではなく、製品アンケートなどによりお寄せいただくさま ざまなご意見、ご要望などを通して導き出したコンセプトです。昔から「テイルズ オブ」シリーズの関係者が一様にいつかは出したい、出るのだろうなーと 思っていました。
--苦労した点は?
本ゲームにはストーリーモードとして「ユグドラシルバトルモード」というものがあるのですが、あれは本当はもっとくだけた内容にしたRPGパロ ディーにするつもりだったんです。私がこの会社(当時のナムコ)に入社するきっかけになった大好きなゲームである、「ワールドコート」というテニスゲーム というのがありまして、それに収録されていたRPGモードというのが本当に面白かったので、そういうゲームにしたかったのです。しかし、さまざまな面で周 囲を説得しきれずに断念しました。今でも心残りなのでいつかは挑戦したいと思っています。
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