
ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「開発陣に質問状」。今回は、PS3とXbox360で発売された「バイオハザード5」です。カプコンの川田将央プロデューサーにゲームのポイントを聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載)。
--ゲームのセールスポイントは?
PS3とXbox360の機能をフルに発揮した映像美と、シリーズ初の「Co-op(協力)プレイ」の搭載が最大の特徴といえるでしょう。バイオ シリーズは「恐怖の追及」と共に「映像の美しさ」にも定評がありますが、今回はクオリティーにさらに磨きを掛けるべく、ハリウッドのスタッフともコラボ レートしました。結果、舞台となるアフリカの大地にふさわしい非常に壮大な作品に仕上がったと思います。
「Co-opプレイ」はゲームの面白さに奥行きを作ることを目的として搭載しました。さまざまな意味でこちらも挑戦的でしたが、シリーズ作品に一石を投じたゲームシステムに仕上がっているかとい思います。
--開発の経緯は?
世界中で大ヒットした前作「バイオハザード4」の多大なプレッシャーを受け、「新型機で最高のバイオハザードを!」ということで開発は始まりまし た。しかし、全く新しいハードでのマルチ展開で世界同時発売と、開発の現場に掲げられたハードルは非常に高く設定されていました。また、開発スタッフも時 間の経過とともにどんどん増えていき、最大100人を超えていました。
ベースの部分が見えてきたところでハリウッドに制作拠点を作ったり、「Co-opシステム」の搭載を検討したりし始めたころには関連スタッフを含 め200人ほどに膨れ上がり、制作終了時には300人を超えていたように思います。まさしくカプコン史上最大のチームだったのではないでしょうか。
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