Mad CatzのStreet Fighter IV専用ジョイスティック--アーケードに迫る使用感

Mad CatzのStreet Fighter IV専用ジョイスティック
アーケードに迫る使用感

　われわれはこのサンフランシスコのオフィスでMad CatzのAlex Verrey氏に会い、「Mad Catz Street Fighter IV」製品ラインアップを試用してみたところなのだが、何がこれらの製品を特別なものにしているかをよく理解することができた。

　まず、「PlayStation 2」（PS2）や「Xbox」「GameCube」時代の、チープなMad Catzの周辺機器のことを覚えている人は、それをすべて忘れて欲しい。Mad Catzの新しいStreet Fighter IV用コントローラは、すべて非常に出来がよく、触ってみた感触も素晴らしい。同社はカプコンと熟練したプレーヤーらと共同で、これらのコントローラが熱烈なStreet Fighterファンの水準に合うよう確実に仕上げている。Mad Catzはまた、カプコンのStreet Fighter IVのプロデューサーである小野義徳氏から、外見面と操作面で承認を得る必要があり、同氏はボタンのレイアウトや操作感が正しくないと感じた際には遠慮なく手直しを求めたという。

　Mad Catzの「Street Fighter IV FightStick Tournament Edition」の使用感は、アーケードと非常に近いものだった。このジョイスティックには、実際に日本でアーケード版のStreet Fighter IVの筐体に使われている、三和電子のスティックとボタンと同じものが使われている。FightStickはまた、化粧パネルを変えたり、ジョイスティックやボタンを交換することも簡単にできる。

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