PLAYSTATION3クラスタによる「スパコンの作り方」 公開
あるAnonymous Coward 曰く、
マサチューセッツ大学ダートマス校の物理学のGaurav Khanna博士とPrincipal Investigator Chris Poulin氏は、PLAYSTATION3を使ったスパコンの作り方「PS3Cluster Guide: 1.0 」を公開した(本家/.記事)。
Khanna教授は2007年にPS3を8台使用したスパコンを発表していたが、今回はそのハウツーをオープンソースとして提供することにした。ガイドではFedora 8を使い、MPIベースのクラスタスパコンを作る手順を紹介しており、このアーキテクチャやグリッドをターゲットとしたソフトウェア開発に新しい風が吹き込まれることを期待しているとのこと。ちなみに、米国立科学財団のグリッド型スパコン「TeraGrid」を借りてシミュレーションを行う場合、1時間あたり1ドルかかるとのこと。
しかしKhanna博士が作成したPS3クラスタスパコンは4,000ドル程しかかかっていないとのことで、大規模なシミュレーションの何千時間もかかる処理を考えると、研究機関の財布に優しい設計となっている。
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